ポーカーディーラーとは、その職種名からもわかるように、プレイヤーにカードを配ることが主な仕事です。また、新しいプレイヤーを迎え入れたり、現金をポーカーチップに交換したり、ゲーム中のチップの回収や払い出しをしたり、不正をチェックしたりするなど、ポーカーゲーム運営の補助を全般的に行います。

求められる学歴

カジノのポーカーディーラーとして働くには、ほとんどの場合、高校卒業資格または大卒の学歴が必要となってきます。その後、ディーラースクールに通い、ポーカーディーラー向けの学習コースを修了します。これらのコースは通常、4週間から8週間の期間に及びます。ただし、ゲーム業界の専門家によると、有能なディーラーになるための最も重要な資格は、歓迎ムードで接客できる”他人に優しい人”であることだと指摘されています。そのため、カジノによっては、面接官が応募者の性格や能力をよりよく把握できるよう、オーディションを受けるよう求める場合もあるようです。

カジノが位置する自治体によっては、ゲーミングライセンスの取得が必要な場合があります。ライセンス取得の条件はさまざまですが、ほぼ間違いなく身分証明書の提出、バックグラウンドチェック、ライセンス料の支払いが求められます。気になるポーカーディーラーの平均給与ですが、これは厄介な問題です。労働統計局は、カジノディーラーの給与額を計算する際に、ポーカーディーラーという職種を区別していません。BLSのデータによると、2021年5月のカジノディーラーの年収の中央値は27,050ドルであったそうです。これは、カジノディーラーの50%が27,050ドル以上の収入を得ている一方、残りの50%が27,050ドル以下の収入であることを示しています。

働き方

ポーカーディーラーという職は、通常、カジノの店舗で雇用されます。あるいは、ホテルやリゾート、クルーズ船の中に併設されているカジノという職場もあり、ホスピタリティ施設とは関係ない場合もあります。カジノのオーナーやポーカールームの運営者は、何よりも訪れるゲストが快適に過ごせることを望んでいるため、ポーカールームは大抵きちんと空調管理されていますが、担当するテーブルの位置によっては、仕事中に副流煙にさらされる可能性があります。ただし、空気清浄機が設置されているポーカールームであれば、煙はある程度軽減されるでしょう。

カジノは24時間営業であることがほとんどなので、従業員は交代制のシフトで働くのが普通です。もし幼い子どもを育てている親御さんであれば、家庭の事情に合わせて勤務時間を調整することは可能です。キャリアを積んでいくにつれて、専門知識をより身につければ、カジノ業界内でも高い評価を得て、有名トーナメント大会のディーラーに推薦されるかもしれません。たいていは出張が必要になりますが、カジノ店舗よりもトーナメント大会のほうが倍稼ぐことができるので、スキルアップしながら目指していくといいでしょう。

経験

先述べた通り、ディーラーとしての専門性をより身につけることで、より多くの収入を期待できるでしょう。カジノディーラーを対象にしたアンケートでは、他のカジノの職種に移ることなく、ディーラー一筋でキャリアを積んでいくほうが収入がアップするという結果が出ています。

求人倍率

労働統計局によると、2020年から2030年の間には、カジノディーラーの雇用がおよそ24%増加すると予測されています。ギャンブルを商業化する国が増えたため、増加率が通常より高くなっているのです。すでにカジノ業界での経験があり、何らかの専門資格を持つ人は、ディーラーとして就職しやすくなるでしょう。